能登半島ボランティア 第10班 令和6年10月22日
・輪島市災害たすけあいセンター(ボランティアセンター)に到着後、輪島市内の川沿いのお宅に派遣されました。1ヵ月前の豪雨による川の増水で自宅の目の前の堤防が決壊し、大量の川の水と瓦礫や土砂が押し寄せたそうです。住宅の壁、約180㎝の所に「水がここまできました」という線があり、住宅の1階部分や車も全て水に浸かったとの事。瓦礫などの大きなものは重機で持って行ってくれたそうですが、敷地内には泥が堆積しており、足を取られる状態。川底の泥の様な粘土質な重たい泥や石などを土嚢袋に入れ、集積場まで軽トラで運ぶ作業を繰り返しました。水に浸かり動かなくなった車も押して動かし、その下の泥も取りました。その他に、輪島市は震災で崩れた家や隆起した道路など震災直後のままの場所も多くあり、復興にはまだ多くの時間と人手がいると感じました。(T.N.)
・今回、輪島市で住宅の泥のかき出し作業を行いました。粘土質の泥は弾力があって重くとても大変な作業でしたが、泥を出し終えた住宅を見ると達成感を感じました。町の中は地震の倒壊も多く見られ、まだまだ大変な状態が続いていますが、少しでも力になることができてよかったと思います。(S.M.)
